『古いぬいぐるみのはなし』
著:田村ふみ湖
発行:産業編集センター
なんて愛おしい本なんでしょう‼︎
ほっこりします。
ひたすらほっこりです🧸
小さい頃から近所でぬいぐるみ好きで有名だった田村さんが、大切なぬいぐるみを持っている同志を見つけて、ぬいぐるみへの想いを話してもらい書かれた本です。
写真も文章も、ぬいぐるみへの愛が溢れ出しています。
私は特にぬいぐるみが好きというわけではないけれど、この子たちに会ってみたくなる‼︎
好きなものがあるって素晴らしいな、最強だなと知らされました。
好きなものにはエネルギーを生み出す力がありますね。
好きなことと、それで食べていくことを繋げる必要はなく、
好きなことに対して特別な才能がある必要もない。
誰にどう評価されるとか考える必要もない。
好きなことに素直に没頭する、ただそれだけの気持ちを持ち続けられるって、なんて素敵なことなんだろうと改めて思い知らされた本でした。
生産性とか効率がどうしても付いて回る現代に、今間違いなくそこにあるものを愛おしむ幸せを思い出させてくれます。
愛嬌たっぷりのぬいぐるみたちとそのエピソードに引き込まれて笑顔になること間違いなしです😊