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大庭先生の講演会へ

昨日は、大庭健一先生の講演会に伺いました。

頭の中を柔らかく整理して頂けたような、そんな時間でした。

私の教室で大事にしていることや、取り入れていること、またこれから深めていきたいことと重なって、とても励まされました。

苦しさが内側に向いてしまうお子さんが支援からこぼれ落ちてしまう現実を今までたくさん見てきました。

そして、そういうお子さんがその苦しさを悪化させて、大人になってからもそこに閉じ込められたままでなかなか先の人生に踏み出せない状況も深刻です。

日常化した子供に向かう一方的な指導は、大人にとってはその時だけのものであっても子供にとっては一生を左右します。

それなのに、なかなか変えられない現実があります。

ただでさえ不安要素の多い現代で、休まる場所を見つけるのが難しいお子さんは大人が想像しているより多いのだろうなと感じています。

評価を伴わない安心できる状態の体験を積み重ねて、闘争状態になっていたり、凍結状態になっている心身をできるだけニュートラルに近づけられるスキルを大人にも子供にも身につけて欲しいとヨガをしていますが、日々、『休む』『安心する』ことが本当に難しくなっているんだなと思わされています。

安心な場所のひとつに少しでもなれるように日々の繋がりを大事にしようと改めて思わされた時間でした。

こんな機会を作ってくださる方々がいることにも力をもらえるなとしみじみしながら、早速書店に寄って帰りました。

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