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哲学と教育

楽しみにしていた映画を観ました。

『ぼくたちの哲学教室』✨
人生は正解のない問いの連続
考えて、考えて、進む

どんな意見にも価値がある

子供達が他者の意見を聞くこと、思考を整理すること、いき過ぎた感情をコントロールすることを、「対話」を積み重ねながら、優しく、ユーモラスに、そして厳しく気付かせていくアイルランドの小学校のお話です。

考えさせられる…というより、考えたくなる魅力的な映画でした✨

子供達が不登校になってから、学校と話をする機会がグンと増えました。

それからずっと感じていたことがあります。

学校との対話がとても難しかったということ。

違う意見や考え方には聞く耳を持ってもらえなかったり壁を作られてしまったりと、なす術がなくて距離を置くしなかった経験がたくさんありました。

どちらが正しいか正しくないか…結論が出ないことはきっと山ほどある…だけど対話は必要だと思ってきました。

『当たり前』『普通』から外れてしまった子供達の声は壁に跳ね返されるだけで悲しかったです。

日本でも、学校で「哲学」の授業があるといいのに…とずっと思っていました。

対話に慣れることで、人の考えや見え方は様々であることを知るきっかけはぐんと増えるんじゃないだろうか…。

それが正しいとか正しくないより、違いがあることを知る。

そうすることで、自分の考えに対しても客観的な視点が持てるようになるんじゃないかと思うんです。

不登校中、子供達とはお互いの意見や考え、気持ちを話し合ってきました。

対話とか哲学とか、言葉にすると難しそうだけど、ただ話すんです。

意見や考え方、感じは違っても、親と子の壁を作る必要はなかったし、親子でも違いはあると知ることができました。

哲学の魅力がもっと広められるといいな。

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